風俗営業も行政書士が許可

風俗営業も行政書士が許可

こんな業界でも重宝される

では他にどんな場面で行政書士は仕事をしているのかというと、何かと問題になる風俗営業についても彼らは仕事をすることになるのです。風俗営業といえばいかがわしい方向のものを想像するかと思うが、何もそういうものばかりの営業許認可を行うわけではない。風俗といってもその中にはパチンコ屋やゲームセンターといったものも含まれているため、そういう施設の営業をするためにも行政書士に依頼すれば申請までの手続きで経営者側にすれば面倒な書類作成などをする必要はないのです。

ここで1つ疑問に思うのが、何かと問題になっている違法行為を行っている風俗店は多い。いまだ都心の繁華街などではボッタクリという往年すぎる手口が横行していたりします。そうした手口を行政書士自らが気づいて防ぐことも出来るのではないか、などと考える人もいるでしょう。ですがそれはそれであって、行政書士としての業務にしたら範囲外となってしまう。あくまで営業に必要な書類の作成などを担うという面でしか彼らは仕事をするしかない。そのため、書面上の体裁が取り繕っていたら行政書士としては何も出来ないのです。

ただある見方からすれば行政書士は、風俗営業をする上でエキスパートともいうべきアドバイザーとしても機能するというのです。よほど潔癖症な人であれば風俗営業に関する許認可だけは請けないとしている人もいるかもしれませんが、開業する人にとっては行政書士を介して手続きを踏むのも手順の1つとなっている。

ところがだ、いくら行政書士といえど必要な案件が揃っているからといって何でもかんでも開業が認められるわけではない。あくまで書類を作成して申請するまでが彼らの仕事となり、行政が営業許可を出さなければ店舗は出店できないのです。風俗営業を行うための許認可を申請するためには、実はとんでもないくらい面倒なプロセスを踏まなくてはならないのです。当たり前だが、これから話すのはきちんと許認可がなされた場合についてだ。

申請してからも時間がかかる

書類を作成して申請する、ここまで行政書士に任せていれば大体は恙無く進行するものの申請してからが、実は長い道のりだったりする。営業許可が下りるのは申請してから原則で55日以内となっている。ただこれもあくまで目安となっているため、諸々の事情が絡んでくるとこれより更に先へ先延ばしになることもあるのです。少なく見積もっても2ヶ月、もしくはそれ以上掛かると見ていい。

また申請するにしても、風俗営業をする事業内容によっては公安委員会への届出も義務付けられている場合がある。この点を踏んでいないと結局は営業が認められないなどの問題へと直結してしまう。だがこの点については行政書士としての本分からは外れているため、例え認可されなくてもきちんと仕事を真っ当にこなしていれば問題ない。

申請するにしても

手続きをする上では行政書士は手順を踏んでいれば問題ありませんが、彼らにすれば風俗営業を行うことを希望している事業者が、きちんと要件を満たしているかを見るのも重要な仕事となっている。かつては風俗営業を行っていく上では無法地帯なところもあったが、現代では基本的に繁華街などでなければ経営できないなど法的な縛りがかなり厳しくなっている。行政書士はそうした基準をきちんと満たして営業許可を申請しているのかを見なくてはならない一面もあるのです。

風俗営業が許可されるためには実は何かと物入りで、書類作成の段階で色々と調べなくてはならないことがある。それは人的な問題と立地的な問題という2つについてだ。

人的規制とは

風俗営業を行う上で満たしていなければならない条件として、『人的規制』という物がある。どのような要件を満たしていなければならないのかというと、次のようなものになっている。

地域的規制とは

今の時代、風俗営業は何処でも行えるものではない。住宅街でそれこそ営業をしようものなら間違いなく法律違反として罰せられてしまう。都道府県、さらに細かく自治体ごとに細かい取り決めがされていますが、大まかに言えば次のような点をクリアしていなければならない。

確認する必要がある

風俗営業をするにしても課された条件をすべてクリアしなければならない、その中には行政書士自らが確認しなければならないだろう点も含まれているため、見て見ぬふりをしながら恐れがありながらも営業許可しようものなら当然、職としての肩書に汚名が付いてしまう。このご時世、風俗営業を行うにしても肩身の狭い時代となっているため、行政書士としても色々と不正を見過ごすことをしたら後々自分の名誉に関わってくるので注意しておきたい。